コーヒーの種子からカップに至るまでを大切に考えて

IRORI COFFEEは、 栽培、収穫、精製、選別、保管、焙煎、抽出…From seed to cup(コーヒーの種子からカップに至るまで)を 大切に考えたスペシャルティコーヒー豆を使用しています。
美味しい珈琲にするため、「ハンドピック」「厳選した豆の使用」「自家焙煎」の3つのこだわりをもっております。
その1:ハンドピック

ハンドピックとは悪い豆や異物を手で取り除く作業のことで、 美味しい珈琲にするために一つ一つ丁寧な作業 焙煎した後にハンドピックをして不良豆を取り除く作業をしています 不良豆が混じったコーヒーを焙煎すると渋味やえぐみ・苦味などや臭い出て風味を損ねます。
当店では、美味しい珈琲をお届けするために、焙煎前の生豆を一粒一粒丁寧に目視で選別する「ハンドピック」という工程を大切にしています。生豆の中には、発酵しすぎた豆、虫食い豆、カビ豆、割れ豆など、風味や香りを損なう原因となる不良豆が混ざっていることがあります。これらは、たとえわずかな割合でも焙煎後の味に大きな影響を与え、苦みやえぐみ、嫌な匂いの元となってしまいます。そこで当店では、人の目と手による確かな判断で、こうした欠点豆を徹底的に取り除きます。近年は機械選別も発達していますが、最終的な品質を確実に守るのはやはり人の経験と感覚です。時間と労力のかかる作業ではありますが、このひと手間が、透明感のある澄んだ味わいと、豆本来の甘みや芳醇な香りを引き出す鍵となります。手間を惜しまないハンドピックは、当店の珈琲づくりにおける根幹のこだわりです。

黒豆(醗酵が進み、腐敗して黒ずんだ豆) カビ豆(カビの生えてしまった豆。) 虫食い豆(蛾の幼虫が食べた豆) 発育不良豆(正常に結実しなかった豆) 死に豆 貝殻豆(貝殻のような形をした奇形の豆) コッコ(乾燥したコーヒーの実が付いた状態の豆)
その2:厳選した豆の使用

当店のマスターは、かつてプロスノーボーダーとして世界を舞台に活躍してきた経歴を持ちます。国際大会に出場するため世界各地を訪れる中で、その土地ごとの文化や人々、そして様々な珈琲と出会いました。エチオピアの華やかな香り、コロンビアの柔らかな甘み、グアテマラの奥深いコク・・・そうした多彩な味わいの記憶は、マスターの中で確かな感覚として蓄積され、現在の珈琲づくりに生かされています。

当店では、その経験をもとに世界中から品質の高い生豆を厳選し、仕入れ後には焙煎前のハンドピックで欠点豆を徹底的に除去。豆それぞれの個性を最大限に引き出せるよう、焙煎度合いから抽出方法まで細部にこだわります。単においしい珈琲を提供するだけでなく、一杯の中に世界の風景や香りを感じていただけるよう心を込めて淹れています。
その3:こだわりの自家焙煎

当店では、珈琲の香りと味わいを最高の状態でお届けするため、作り置きは一切行っておりません。ご注文をいただいてから、その都度、生豆を丁寧に焙煎する完全受注焙煎方式を採用しています。焙煎には、海外から取り寄せた高性能の専用焙煎機を使用し、豆の産地や特徴に合わせて火加減や時間を細かく調整。これにより、豆本来の持つ個性や香りを最大限に引き出します。

また、エスプレッソの抽出には、世界中のプロバリスタから絶大な信頼を得ているイタリア・LA MARZOCCO社製マシンを使用。安定した抽出温度と正確な圧力管理によって、きめ細やかなクレマと豊かな風味をもつエスプレッソを実現します。ご注文ごとに焙煎から抽出までを丁寧に行うことで、香り高く鮮度抜群の珈琲をお楽しみいただけます。この徹底したこだわりが、当店の一杯の品質を支えています。